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Tue.

ダメ人間の論文読解  

なぜか明代史を勉強することになったヨニュです(T―T)

あああああああー!
もうサイテー!!

なんでこんなことしてるんだろう…私の専門って違うのに…。

そんなことを思いながら、ちょっと風変わりな論文を読んじゃいました。
明代の妓女の情書についての論文なんです。

情書っていうのは…ラブレター?

ラブレターなんて書くと、中学の時とかに思い焦がれる人に…ってなんか清純なイメージですけど、なんていいますか…一線を越えた関係の後のドロドロした展開になって疑心暗鬼になってしまって相手を問いつめるって感じみたいなものについて…と言ったらいいのでしょうか?
自信ないですけど…。

取り敢ずテキトーに読んでいたんですけど、その情書のやり取りの中に男×男のものがああ!!

この論文でご丁寧に訳して下さったものがありますので一部抜粋~
ちょっと読みにくそうなところは原文を書いてあったので勝手に意訳してます( ̄▽ ̄;)

『如面談』巻八に…

「戯怪契友」
思えば以前そなたのために恋心をもて寵愛し、思いの丈を尽くして、あまたの財貨を使ってあげた。(中略)固い誓いを取り交わし、いついつまでも変らじと。ところが突然恩義を忘れ、心変って旧知を捨てた。(中略)前と変らぬ愛を垂れ、早くお帰り下されよ。ひとみ凝らして待ってます。

返信
寵愛を賜ること数年、情愛は肉親のごとくに熱く、金石をも溶かし、恩義は堅く不滅でございます。(中略)先日身内でたまたま小事がありまして、父に処理を命じられ、やむなく数日手間取ってお側にお仕えできませんでした。身は離ればなれではありますが、心では同室申し上げております。それなのに裏切り者とのお疑い、私を知る者のお言葉とは申せません。あと一両日で急ぎお側へ参ります。ご懸念は無用にお願いします。

という、男×男のちょっと危険な手紙のやり取り…ちょっとひきますw

これはまだいいです。
もう一つ凄いのがありました。

『五車抜錦』巻三十「情書紀要」
与情友書
お別れしたばかりなのに会いたい気持ちでいっぱいです。(中略)そなたは容姿端麗なること張昌宗のようで、文学的才能の優れたことは潘安のようです。私は幸いそなたと心を通わせ枕を交わし、裸で楽しく抱き合って、あでやかなほほすりをよせて、赤い口を互いに吸いあい、水にたわむれる鴛鴦も花間に遊ぶ蝶々もこの楽しみには及びませんでした。

情友答書
川岸の旅店で泣いてお別れし…(中略)家に戻りましても何も手につきませんでした。(中略)思えばかつて月下で酒杯を交わし、歌を歌って酌み交わし、寝台で共に眠りました。ある時は玉簫が玉門に進み、玄液が玄牝に流れました(性的表現らしいです)。この気持ちはあなたと私だけが知っていること。


…ね☆

なんじゃこりゃあああああああ!!!
なんか生々しいいい!(T▽T)
「裸で楽しく抱き合って」って書いてますけど、原文見たらそんなソフトなイメージじゃないですよ。もっと濃いですよ。

これは酷い…ここだけでもうお腹いっぱいです。
なんかこの論文が男×男の内容みたいに思われるでしょうけど、違いますからね!
これは私が男×男に飛びついただけですからね!

因みにこの論文は明代の手紙の体裁について、妓女と客とを焦点にして書かれたもので、ラブレターっぽい色彩があるから内容も千差万別になるのは当然ではあるものの、所詮は客とのやり取りだからその世界(妓女の世界)における慣習が結構出ているのではないかと…。
そして明代の文学作品の中にある情書もそういった慣習などもあることを念頭に読まなくてはいけないのではないかということで締めくくられてます。

私にとっては男×男の話しか頭に入らなかったですけどね。


今回のネタの論文
小川陽一「明代妓女の情書-『増補如面談新集』『情書紀要』などから-」
      『集刊東洋学』100号 2008年


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2009/03/17 00:00 [edit]

category: 歴史

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